RCST(呼吸ケアサポートチーム)
特徴
「すべての呼吸器疾患あるいはこれに関連した疾患を対象とする。これらの患者さんへの医療の提供と生活の質(QOL)向上のため、各医療スタッフの協力によるチーム医療を目標とする」が呼吸ケアサポートチームのモットーです。
医師、看護師、理学療法士、臨床工学技士、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、事務員など多職種が集まり、より高度な専門知識を備えた呼吸 のプロフェッショナルチームです。
活動内容
定期ミーティング (2回 / 月)
全メンバーが集まり、病院内で解決すべき呼吸療法に関する検討、最新情報の伝達などを 行い、委員会メンバーから院内へ周知されていきます。
COPD・喘息など
適切な治療と、包括的な管理が必要となる呼吸器の病気にはチーム医療が欠かせません。
吸入薬を中心とした薬物療法、運動療法、栄養療法など各専門職が一丸となって、よりよい治療法の提供に取り組んでおります。また在宅酸素療法(HOT)が必要となった方には、一週間程度の入院中に酸素業者を含む多職種が介入し、適切なHOT導入ができる体制です。
睡眠時無呼吸症候群
当院では非常に多くの睡眠時無呼吸症候群の患者さんを診療させていただいております。
詳しくは「睡眠・呼吸センター」をご参照ください。
禁煙支援
喫煙は呼吸器をはじめ身体に多くの害をもたらします。
当院は医師、看護師、薬剤師を中心とした禁煙支援を積極的に行っております。
人工呼吸器安全管理
重症の呼吸不全の方には人工呼吸器が必要となる場合があります。
これは生命をつなぐとても大切な機器なため、厳重かつ適切な管理を要します。
呼吸ケアサポートチームでは安全管理に取り組み、呼吸療法認定士による回診、使用中のサポートなどを行っております。