KKR高松病院

〒760-0018 香川県高松市天神前4-18

087-861-3261

脳神経内科

脳神経内科の特徴

脳神経内科は脳や脊髄、末梢神経、筋肉の病気をみる内科で、頭痛・めまい・しびれ・ふるえ・歩行障害・呂律困難・脱力・複視・意識消失・けいれんなどの症状を対象としています。

パーキンソン病・ボトックス治療(眼瞼痙攣・片側顔面痙攣・痙性斜頸)・免疫性神経疾患(重症筋無力症・多発性硬化症・ギランバレー症候群など)が専門分野で、「よくなる脳神経内科」をめざして診療を続けています。
その一方で、レビー小体病(パーキンソン病・レビー小体型認知症)の認知症状・高齢者てんかん・神経難病など、「高齢化社会の神経内科」にも力を入れています。
介護支援のもとに、患者さんができる限り住み慣れた地域で療養できるように援助していくことを心がけています。

外来は月・火・木の午前中で、水・金の午後に専門外来(完全予約制)を行っています。
初診の方は、地域連携室を通しての御紹介をお願い致します。

主な診療内容

神経変性疾患

神経変性疾患には、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、運動ニューロン疾患などがあり、これらの病気の診断と治療を行っています。

免疫性神経疾患

免疫性神経疾患とは、中枢神経、末梢神経、神経筋接合部、筋肉の自己免疫を介する病気です。多発性硬化症、重症筋無力症、慢性炎症性脱髄性多発根神経炎、ギラン・バレー症候群、多発性筋炎などがあります。
早期にみつかれば免疫修飾療法が有効であり、積極的に取り組んでいます。

頭痛

頭痛には脳腫瘍やくも膜下出血などの二次性頭痛もありますが、多くは肩こりからや片頭痛などの、機能性(検査で異常がでない)頭痛です。
どのような頭痛なのかを見極め、頭痛のタイプにあった治療を心がけています。
頭痛で困られている方は受診してください。

ボツリヌス毒素治療

眼瞼けいれん・片側顔面けいれん、痙性斜頚に対して、ボツリヌス毒素治療を行っています。
(ボトックス外来 水曜午後)

パーキンソン病

「手足がふるえる」「字が書きにくい」「力がはいらない」「つまずきやすい」「表情がなくなった」「声が小さくなった」「動作が鈍くなった」「歩幅がせまくなった」「歩くときふらつく」「姿勢が前かがみになった」。これらの症状は、パーキンソン病でみられる運動症状かもしれません。
当院のパーキンソン病外来では、パーキンソン病の正確な診断、運動症状に対する治療がその中心になりますが、消化器症状(便秘など)、自律神経障害、睡眠異常などの非運動症状に関しても診断、治療を行うことで、パーキンソン病患者さんにおける生活の質の改善を目指します。 (パーキンソン病外来 金曜午後)

認知症

認知症は高齢化社会において、たいへん頻度の高い疾患です。
当科では、レビー小体型認知症の早期診断と治療に力を入れています。

脳神経内科の診療担当医表

 
午前
塚口
喜多(初診)
塚口
紀乃(初診)
-
塚口
田邉(初診)
-
午後
-
香川大学医師(第2週)
塚口(ボトックス外来)
-
塚口(パーキンソン病外来)
 
午前
午後
塚口
喜田(第2,4週 初診)
-
塚口
紀乃(初診)
香川大学医師(第2週)
-
塚口(ボトックス外来)
塚口
田邉(初診)
-
-
塚口(パーキンソン病外来)

脳神経内科の担当医師紹介

塚口 眞砂ツカグチ マサゴ脳神経内科部長
専門分野
  • パーキンソン病
  • ボトックス治療
  • 免疫性神経疾患
認定・資格
  • 日本内科学会認定内科医・指導医
  • 日本神経学会専門医・指導医
  • 日本臨床神経生理学会専門医(筋電図・神経伝導分野)
  • 香川大学医学部臨床教授