RCST（呼吸ケアサポートチーム）

業務内容

呼吸ケア・サポートチームは2001年に設立し活動を開始しました。院内の呼吸療法、呼吸ケアの統一や適正化に向けて、各種クリニカルパス、スタッフ向けマニュアル、患者様用パンフレットの作成、院内勉強会の開催、入院・外来患者様へのチームアプローチや呼吸リハビリテーションなど多くの活動を行っています。近隣の医療・介護従事者との勉強会や市民公開講座など、地域への啓蒙活動や連携体制の構築も推進しています。呼吸器疾患患者様への最良の医療提供と生活の質向上のため、各医療スタッフによるチーム医療に取り組んでおります。

特色

呼吸ケア・サポートチームは医師、看護師、理学療法士、臨床工学技士、臨床検査技師、薬剤師、管理栄養士、地域医療連携室員といった呼吸ケアに関わる全ての職種で構成しており、職種横断的に呼吸器診療を行います。多くのチームメンバーが呼吸療法認定士や呼吸ケア指導士など呼吸に関連した学会認定資格を取得しています。人工呼吸管理、在宅酸素療法、睡眠時呼吸障害、禁煙サポートなど入院から外来まで幅広い呼吸器診療においてチームメンバーが中心となり、それぞれの専門性を生かしつつ患者様へ関わる体制を整えております。また、当院ではこれまでNPPV（非侵襲的陽圧換気）の積極的導入と使用の安全管理位に取り組んできましたが、呼吸療法認定士の資格を有したスタッフがNPPV導入インストラクターとなり、24時間365日のNPPV導入サポートと他の医療スタッフへの教育、アドバイスできる体制を整えています。
これまでの活動をご評価いただき、2019年度には日本呼吸ケア・リハビリテーション学会賞を受賞致しました。