MET(院内急変対策チーム)
目的
当院通院中あるいは、入院中のすべての患者を対象に各医療スタッフの協力のもと院内急変の対応や、重症化する前に徴候の発見・介入することで、院内急変死亡率の低下や、フィジカルアセスメント・全身管理・急変対応技術・知識の向上を目的としています。医師・看護師・臨床工学技士・理学療法士・薬剤師をはじめとする多職種から構成されるチーム医療を行っています。
開催時間・場所
定例ミーティングは毎月第4水曜日13:00~14:00、本館3階第一会議室または第二会議室で開催。
活動内容
1.定例会時にミニレクチャー又は症例検討
急変時対応ガイドラインやエビデンス ・家族対応・急変時対応等の記載方法・病態生理などのミニレクチャーを行い、救急・集中ケア・クリティカルに関する新しい知見を周知しています。症例検討は、院内死亡患者または急変・状態悪化患者などから、報告のタイミングや内容・急変時対応について検討しています 。
2.定例会時に院内死亡患者報告
先月分の院内死亡患者一覧を各病棟で死亡患者振り返りシートを用いて、年齢・性別・病名・既往歴・入院後の経過・DNRの有無や内容、DNR指示の場合は必要な治療やケアが行えていたか、急変時の処置内容や重症化する前に徴候の発見・介入可能であったか院内急変認知基準、急変時対応、急変時記録マニュアルに沿った急変時記録であったかなどの報告または振り返りを行っています。
3.定例会時に院内ハリーコール報告
院内ハリーコールの内容・対応内容の報告または振り返りを行っています。
4.研修の開催
新人研修BLS、ICLSコース急変時対応のスキルアップ
INARSコース、KIDUKIコース急変前対応のスキルアップ
日本内科学会認定JMECC(内科救急・ICLS講習会)
関連資格
- クリティカルケア認定看護師(救急・集中ケア領域特定行研修受講修了)
- 1名
- 日本医学会認定ICLS認定インストラクター
- 6名
- ICLSアシスタントインストラクター
- 11名
- INARSファシリテーター
- 5名
- KIDUKIファシリテーター
- 2名