チームの概要

患者にとっての排泄の問題はQOL（生活の質）を損ねるばかりでなく精神的ダメージは計り知れません。そこで私たちは患者の排泄に伴う衛生管理、排尿・排便における身体的回復及び自立支援を目的に平成14 年10 月に排泄ケアチームが発足しました。

メンバー

泌尿器科医師・消化器内科医師・看護師・薬剤師・理学療法士で構成されています。

活動内容

当チームは入院された全患者を対象に排尿管理の確認を行っています。毎週のチーム回診では、泌尿器科医師・研修を受けた専任看護師・薬剤師・理学療法士が尿道カテーテル挿入患者において適切な使用がされているか評価を行います。そこで病棟看護師と話し合い排尿自立に向けた患者個々にあったケアが提供できるように働きかけています。
また、排便ケアにおいても消化器内科医師を中心に治療法や病態に関する勉強会を行っています。当院は人工肛門・人工膀胱（ストーマ）などの術後の患者もおられるため、皮膚・排泄ケア認定看護師と講習を受けた看護師が中心となり患者や家族に対しストーマケアや管理方法について指導し安心した日常生活が送れるよう関わっています。

排泄管理でお困りの際は、気軽にお声をかけていただければ幸いです。当チームが全力をもって適切なケアをご提案させていただきます。