褥瘡対策チーム(褥瘡対策委員会)
私達は褥瘡の発生予防やケアの充足を目的として活動しています。多職種で構成されているため、専門性を生かした多面的な褥瘡ケアが可能となります。
メンバー
- 医師(4名)
正しく褥瘡を診断し、患者さんの個々の状態に適した治療方針の決定や治療法の選択をします。
- 皮膚・排泄ケア認定看護師(1名)
院内全体における褥瘡の包括的管理を行い、メンバーと協働して褥瘡予防や治療に取り組んでいます。
- 看護師(18名)
すべての入院患者さんに褥瘡に関する危険因子の評価を行い、対策が必要な患者さんには「ケア計画」を立案し、計画書に沿った褥瘡予防やケアに取り組んでいます。
- 管理栄養士(2名)
褥瘡のある患者さんの栄養状態を評価し、NST専門療養士や栄養サポートチームと協働して適切な栄養管理を行います。
- 薬剤師(2名)
褥瘡の状態に適した治療薬を提案します。栄養管理として静脈栄養管理の評価も行います。
主な活動内容
1.褥瘡に関する危険因子の評価をおこない、対策の必要がある方へ計画を立案し実施します
- 全入院患者に危険因子の評価
- リスクがある方にケアプランを作成
- ケアプランに沿って予防ケアを実施
2.体圧分散寝具(マットレス等)の整備し、病床環境を整えます
- 全入院病床に褥瘡対策マットレスを配備
- 褥瘡ケアに必要な療養環境が提供できるよう、病院全体で対応
3.褥瘡回診およびカンファレンスをおこない、褥瘡改善を妨げる要因を明らかにし適切な治療やケアを実施します
- 定例委員会(毎月)
- 褥瘡回診カンファレンス(毎週)
- 褥瘡の評価(DESIGN-R評価)
- 適切な外用薬・創傷被覆材の選択と評価
- 褥瘡治癒後の再発予防ケアの検討
- 必要時、他チームとの連携
4.スタッフ教育・研鑽を継続します
- 定例委員会内でのミニレクチャー
- 褥瘡対策委員による自部署での勉強会
- 学会発表、参加
- WEB研修、全体研修など