KKR高松病院

〒760-0018 香川県高松市天神前4-18

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褥瘡対策チーム(褥瘡対策委員会)

褥瘡(じょくそう)は床ずれとも言われます。
身体の一部(特に骨の突出部分)に、摩擦やずれなどが加わることで血流が悪くなり、皮膚が赤くなりキズができてしまいます。
褥瘡は、寝返りができない方や、栄養状態が悪い方、認知症や糖尿病などで感覚が鈍くなっている方などに発生しやすくなります。特に入院中は、治療のためベッド上安静や車椅子移乗が必要となった場合に、褥瘡発生リスクが高まります。
いったん褥瘡が発生すると完治するまでに長い時間がかかります。浅い床ずれの場合でも数週間、深い場合には数か月~1年以上かかってしまうこともあります。このため、褥瘡は予防することが最も重要です。
患者さんが入院した時点から、「褥瘡ができていないか」「褥瘡ができやすい状態ではないか」を観察します。予防・悪化防止の介入が必要と判断した患者さんには、医師・薬剤師・管理栄養士・看護師が協力して予防ケアを開始しています。
早期治癒、発生・再発ゼロを目標にチーム活動を展開しています。