KKR高松病院人間ドック
センター

当センターについて

KKR高松病院では、1972年より人間ドックを開設して皆様の健康管理のお手伝いをしてまいりました。2014年に既存の健康医学センターを全面改修・増築し、「人間ドックセンター」としてオープンしてから10年が経ちました。当院では、生活習慣病の予防ならびに早期発見を重視しており、この10年の間に人間ドックの受け入れ体制を徐々に拡充させております。その結果、2023年度からは毎年7,000名を超える方にご利用いただいており、今後もさらなる拡充を目指しております。

~当人間ドックセンターの特徴~

  • 医療用体成分分析装置InBody770による高精度の体組成測定と握力測定を基本コースに導入しています。予防医学などで注目されております筋肉量に着目し、早期からのサルコペニア・フレイル予防にお役立ていただければと考えております。
  • 上部消化管内視鏡検査の体制・設備・スタッフが充実しており、精度の高い検査が可能です。年間約4,700件の検査実績があり、再検査や精密検査が必要になった場合は、迅速に当院消化器内科と連携することで、診断から治療までのシームレスな対応が可能です。
  • サインポスト遺伝子検査 生活習慣病予防プログラム」「MCIプラススクリーニング検査」「エクオール検査」「small dense LDLコレステロール検査」「運動食事指導プレミアムコース」「歯周病リスク検査」「睡眠検査」などの豊富なオプション検査を多数導入しております。

診断、報告書には複数の専門医やスタッフが関わっており、受診者様ごとに対応したわかりやすく丁寧な報告書を作成しております。医師、各専門医療技術者、看護師、保健師、事務員が職種の垣根を越えて定期的に勉強会や意見交換を行い、質の高いドックが提供できるよう自己研鑽し、皆様の健康増進に寄与していると自負しております。

  • サルコペニア
    筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態。転倒・骨折、寝たきりなどの 原因となるため、早期の予防が重要。糖尿病など生活習慣病との関連も注目されている。
  • フレイル
    加齢に伴い身体の予備能力が低下し、健康障害を起こしやすくなった状態。
    サルコペニアもフレイルの一因となる。

資格取得者数(令和6年6月現在)

人間ドック検診情報管理指導士
1人
消化器内視鏡技師
5人
メンタルケアアドバイザー
1人
NST専門療法士
1人
超音波検査士(体表臓器)
2人
超音波検査士(循環器)
6人
超音波検査士(消化器)
7人
超音波検査士(健診)
1人
乳がん検診超音波検査実施技師
1人
X線CT認定技師士
2人
大腸CT検査技師
4人
胃がん検診専門技師
5人
胃X線検診読影補助認定技師
1人
第一種放射線取扱主任者師
2人
検査技師検定MRI検査3級
2人
Ai認定診療放射線技師
1人
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師
2人
磁気共鳴(MR)専門技術者
1人
肺がんCT検診認定技師
1人

基本方針

  • 質の高い人間ドックと健康管理により、がん・生活習慣病の予防及びその早期発見に努めます。
  • 健康増進と疾患予防の重要性を広く啓発し、国民の健康寿命を延ばすことを目指します。
  • 職員は常に最新の知識を求め、意欲的に研究に取り組むことにより、高度の医療水準を維持します。
  • 個人情報保護と適切な情報提供に努め、受診者様に安全と安心を与える満足度の高い人間ドックを提供します。

受診者の権利について

  • 受診者の皆様は、良質で安全な質の高い健診を公平に受ける権利があります。
  • 受診者の皆様は、健診内容について知る権利があります。
  • 受診者の皆様は、十分な説明と情報提供を受ける権利があります。
  • 受診者の皆様は、検査内容について説明を受けご希望の検査を選択する権利、あるいは拒否する権利があります。
  • 受診者の皆様は、検査結果や内容などの個人情報およびプライバシーに関する情報が守られる権利があります。
  • 受診者の皆様は、検査費用の詳細について説明を受けることができます。
  • 受診者の皆様は、当ドックセンターで提供するすべての内容やサービスについて意見、質疑などを申し出る権利があります。

倫理について

  • 受診者様の人格・人権を尊重し、思いやりの心で接するとともに、健診内容について十分説明し、安心と信頼を得るように努めます。
  • 受診者様のプライバシーを尊重し、職業上知り得た個人情報の取り扱いについては、厳格に対応し、守秘義務を遵守します。
  • 医療の公共性を重んじ、健診を通して地域社会の発展に寄与するとともに、医療従事者として法令遵守に努めます。
  • 生涯学習の精神を維持し、知識と技術の更なる自己研鑽に努めます。
  • 医療に携わることの尊厳と責任を自覚し、人格を高めるように努めます。
  • 異常発見時には、病院と連携し早期対応に努めます。

臨床研究の情報公開文書一覧

当センターでは医学の発展を目的とした臨床研究を行っております。人間ドック、健診を受診いただきました皆様の検査結果を個人が特定できない形で研究に使用させていただく場合があります。研究に関連する情報は院内掲示やホームページで公開しております。ご自身の検査結果を使用してほしくない場合やご不明な点がありましたら、下記までご連絡ください。
KKR高松病院 人間ドックセンター 0120-371-574(通話料無料)

承認番号 課題名 責任者所属 研究終了

E224

NAFLD/MAFLDとサルコペニアとの関連性について
-人間ドック受診者約7000例の解析から-

人間ドックセンター

2026年3月

  • 研究終了の年月は変更となることがございます。
  • 上記以外に現在、院内掲示にて公開している臨床研究もございます。随時、掲載を更新してまいります。