私たち検査科は最新の技術や情報を活用し、「より正確に・より安全に・より早く」をモットーに日々の業務に取り組んでいます。
当院の検査科は血液・尿などを分析する検査「検体検査部門」、心電図検査や超音波検査など患者さんと対面して行う検査「生理検査部門」とに分けられます。検査科内にとどまるだけでなく、病棟や救急外来に出向いて検査を行っています。チーム医療にも積極的に参加し、多職種と連携することで効率的で質の高い検査を目指しています。

検体検査部門

検体検査部門はブランチラボとして運用しています。臨床検査技師7名、検査補助職員1名が在籍しており、生化学検査・血液学検査・一般検査等年間約100万件を行っています。
検体検査は、多くの自動分析装置を用い精度の高い検査を迅速かつ正確に提供できるように取り組んでいます。
また外来・入院診療だけでなく、人間ドックや健康診断の検査も多く実施しています。
救急外来にも対応する為、365日24時間体制で検査を行っています。
学会への参加や各種資格を取得し、幅広い知識を持ってチーム医療へ積極的に参加することを目標にしています。

生理検査部門

生理検査部門は各種専門学会の認定取得者が在籍しており、専門的な検査を実施しています。人間ドック・健康診断における心電図検査、超音波検査等も担当しています。年間約5万件の検査を行っています。そのうち、心臓超音波検査　約5000件、腹部超音波検査　約8500件、心電図検査　約17000件、運動負荷心電図検査　約1200件、血圧脈波検査　約2000件、泌尿器科外来超音波検査　約2700件、睡眠関連検査　約600件を行っています。
新卒者の教育にも力を入れており、各種認定試験、学会発表をバックアップしています。
また、病棟モニター心電図回診、MRI画像融合前立腺生検、睡眠センターの外来業務、女性泌尿器科患者への女性技師対応など、従来の検査技師業務に囚われず新しい分野での業務にも積極的に参画しています。